ゆういちのフランス・パン紀行 【パリへパン修行にいってきました】

2005年8月

出発編

2005.8.14(日)
尾道のお店で始まりの一枚。
では、これから行ってきます!
(お店は今日から盆休み)

機内からの撮影
興奮して眠れません・・・。

税関を出るとそこは厨房だった!!
(現地時間 AM9:00)
空港到着から30分後には着替えて厨房に立っていた。明るく出迎えてくれた師匠の石川芳美先生と厨房で頭はまだ日本時間、少し時差ぼけ・・・

お気に入りのパン
このパンは僕のお気に入り。
すぐ現地で、フランスにしかないこの型を買った。この型、かなりの重さなんです。

技術編(第一部)

もくもくと・・・ 300個
日本製とは違い 機器の位置が逆にあるフランス製の機械。
もくもくと作業をこなす。こねて分割して成型して・・・
初日にして300個作った!

職人のフィールド
地下にある厨房で機械の操作、材料の置き場所などの説明をしてもらう。
早口のフランス語だが、パン用語のヒアリングならバッチリ!

体で覚える
成型したものをマット(型)にのせて後ろに見える巨大な冷蔵庫に入れ、フランス独特のプースラント製法(ゆっくり発酵させる)で熟成させる。

緊張の2ショット
フランスでは知らない人はいないお店のオーナー セブロン社長と。 大変お世話になりました。

技術編(第二部)

シューケット
パティシエ部門のゼネラルマネージャー
マニエル氏から直々にシューケットを教えてもらう。
厨房の中は、ハード系のブーランジェリーとパティシエが別部門になっていた。

合理的な手法!!
生地を載せた紙ごとひっくり返し「あられ糖」を付けているところ。
この方がふりかけるよりもまんべんなく付くという。この無駄のない製法に感心した。

生地を裁断するアイテム
バターの分量が多く溶け易いので大理石の上で作業。
早くしないと溶けてしまう!

クープの持ち方
指にタコができるくらい(約2,000本)カットした。
数を沢山こなしたのでとてもいい練習になった。
教えてもらう人皆それぞれ持ち方が違うのに困った。

パン編

ムッシュが出会った、フランスのパンコレクション
クロワッサン
フランス仕込みのクロワッサンをお試しあれ。

ビエノア 
サンドイッチすると美味しいよ。カフェにおすすめ。 ビエノア・ショコラも有り!

アップルパイ
形もサイズもとにかく豪快! この型も買って帰りました。

シューケット 
ムッシュおすすめの一品です!

シリアル・ド・フィグ
十種類の穀物が練り込んであります。

番外編

ムッシュが出会った、お世話になった人々
仕事帰りの私服のファビアン
色々と教えてもらってありがとう。

先生と仲間たち

オーナーと仲間たち

お店のレジ担当の女性

日本から研修で来ていた八木さん

同じくレジ担当の女性

クープ(カット)を教えてくれたニコラ氏とその彼女

名前は知らないがきっとスゴイパン職人!
何回も会ったけどいつもパンの匂いがしていた。

フランス探訪編

仕事を終え、一人街を彷徨う
オペラ座の前で記念撮影

キャフェ(cafe)にて
フランスって雰囲気でしょ

逃走中?!
仕事が終わりちょっとお出掛け。
20時前でもこの明るさ。
降りる時にお釣りがないと言われ、自分で両替に行く。

明るいフランスの女性
実は酔っ払ってました

帰国編

みんなどうもありがとう
店内をお礼の挨拶をしながら撮影

表情の変化
あっという間の1週間。トランクの中には30kgものパンの型が。

お世話になった先生ともまたお別れ
短期間の研修でしたが大変勉強になりました。 あっという間の一週間でしたが、僕のこれからのパン作りにとても良い刺激になりました。
文化の違いや物の考え方の違いにも勿論感心しましたが、どのような状況でもベストな物を提供しようという姿勢が強く印象に残りました。想像していたものとは違って、行ってみて初めて分かったことが沢山あって本当にフランスに行くことができて良かったです。尾道に帰ってもこの貴重な経験を生かし、もっともっと美味しいパンを作って沢山の方に食べてもらいたいと思います。